船と車での旅は自由度が高くわたしにピッタリでした。早朝に大阪へ到着し、京都を抜けて滋賀へ。色々な方に聞いてずっと行きたいと思っていたラコリーナも視察でき、忍者のまちに一泊。翌日10月10日陶の日。信楽の地は心地よく、長年やりとりを続けていた明山窯の石野さんとは本当に久しぶりにお会いすることができました。積もった近況と陶芸談義に気づけば3時間が経ち、外はすっかり夜に—。
2010年のわたしと石野さん
京都と大阪では友人たちとの再会も。京都では北野天満宮で飛梅を眺めて「よくぞよくぞ大宰府まで」と思いを馳せ、よじ登った南禅寺三門からは高台から遠くを眺めるのが好きなこと、それは長崎・坂育ちの影響では…と気づきました。
小さな頃から何度も京都を訪れつつも距離的に遠く(信楽は遥か遠く)に感じていたのですが、船と車で巡ると九州から関西は近いと感じたことが今年の大発見です。言葉や景色が変わると発想も変わり、いつか滋賀や京都で四季を通して過ごす年があったら—そんな空想をする旅となりました。
ルート : 新門司港ー泉大津ー京都ー近江八幡ー信楽ー京都ー大阪ー泉大津ー新門司港
カーフェリー : ひびき(阪九フェリー)
立ち寄ったところ : 北野天満宮、南禅寺、ラ コリーナ、NOTA shop、陶芸の森美術館、awaisa、明山窯、MIHO MUSEUM、滋賀県立美術館、容輝湯、伏見区、河井寛次郎記念館、壽ビルディング、ウサギノネドコ、すば、サウナの梅湯、お好み焼きやさん、服部天神宮、国立民族博物館(通過)
あずさatあずさ
2024.5.26
TRAVEL / JP

実は時々「特急あずさ」のお箸を使っています。
誕生日にあずさの木のうつわを買ったこともあって
あずさの食器が少しずつ揃う今日この頃。
先日、東京経由・松本出張があったので、念願の「あずさ」に初乗車できました。
新宿で特急「かいじ/あずさ」の表示を見るたびに1文字違いで気になっていたのです。
松本では駅前に「あずさタクシー」が走っているし、売店では安曇野銘菓「あずさ」を発見、まるで印籠。
「あずさ堂」さんのHPを見ると、安曇平の「梓川」に、あずさの樹々が多く群生していたことが由来とのこと。名前の由来=あずさの木のご縁?に、親・近・感。
今年は出張前後に寄り道して、その近くの友人と会うことを楽しんでいます。
この半年に、長崎、岡山、京都、東京、松本で、数年ぶりの再会もあり
お茶をしながら、この数年の色んな話ができて気もちが充実。
会える時間は少しずつだけど、こんな時間を大切にしたいなと思います。
次はいつになるのかな、また会おうね、ありがとう。